土量の変化率
土が地山にある状態と、掘削してほぐされた状態、盛土して締固められた状態では体積が異なります。元の地山土量との体積比を土量の変化率と呼びます。
- 地山土量:地山に存在する状態の土量
- ルーズ土量:掘削によって地山がほぐされた状態の土量(掘削から運搬中の土量)
- 締固め土量:締固められた状態の土量(盛土によって締固められた土量)
なお、この土量変化に掘削や運搬に伴う土量のこぼれや損失、沈下等の影響による盛土量の増加は含まれていません。
土量変化率の定義は以下になります。
ほぐし率L=ルーズ土量/地山土量 (一般に1.2程度)
締固め率C=締固め土量/地山土量 (一般に0.8程度)
施工計画への利用
ほぐし率L:土の運搬計画
締固め率C:土の配分計画
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