【コンクリート技士】コンクリートの設計について徹底解説!

コンクリートの設計

コンクリートの設計

コンクリート技士頻出問題であるコンクリートの設計について解説します。

まずは鉄筋コンクリート設計の特徴として以下のポイントが挙げられます。

  1. コンクリートは圧縮に強く、引張に弱い
  2. 引張は鉄筋が負担するように設計し、コンクリートの引張に対する抵抗は無視する
  3. 圧縮はコンクリートが主に負担するが、鉄筋の負担も考慮する
  4. せん断力はコンクリートとせん断補強筋が負担する

鉄筋構造について

  1. 主筋:主として、その部材に作用する力を受け持つ鉄筋のこと。曲げ応力を処理する役割をもち、曲げひび割れが発生しそうな箇所に設けます。
  2. 配力筋:主筋に対して直角方向に配筋された鉄筋をいいます。部材にかかる荷重を満遍なく主筋に伝える役割をします。
  3. 帯筋(フープ筋):柱のせん断補強のために鉄筋で主筋の外周部を囲むように配筋される。
  4. あばら筋(スターラップ):梁のせん断補強のため鉄筋で主筋の外周部を囲むように配筋される。

主筋(しゅきん)

引用:LIXIL(LIXIL|リフォーム|リフォーム用語集|工法・構造|RC造|主筋とは

◆鉄筋コンクリートの外力によるひび割れ

コンクリート技士においては構造にかかる荷重から曲げモーメント図を想定することでひび割れ問題を解いていきます。

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